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皮ふ科が扱う主な疾患

じんましん

じんましんは全身の皮膚に一過性の膨疹(紅斑をともなう限局性の浮腫)が出現し、通常は24時間以内に出没を繰り返します。粘膜の深部に出現すると血管浮腫と呼ばれます。原因不明の特発性と刺激誘発型があります。発症してからの期間が6週間以内の急性じんましんと、6週間以上継続する慢性じんましんに分けられます。
慢性じんましんの多くは特発性で原因は不明です。疲労、ストレス、IgEまたはその受容体に対する自己抗体などが背景、悪化因子といわれています。

検査

刺激誘発型のじんましんの中で、アレルギー性の場合は、感染、食物、薬品、植物、虫刺、などにより起こることがあり、抗原特異的IgE抗体検査や皮膚テスト(プリックテスト、スクラッチテスト、皮内テスト)でわかることがあります。

治療

治療の基本は原因・悪化因子の除去・回避と抗ヒスタミン薬を中心とした薬物療法です。原因不明の特発性じんましんでは、抗ヒスタミン薬の内服により症状出現が抑制され、内服を継続することで皮疹を予防できることも多いです。しかし既存の治療で効果不十分の慢性特発性じんましんではオマリズマブ(ゾレア®)(抗IgE抗体)による治療が有効なことがあります。
じんましんコントロールテスト(UCT)では、じんましんの症状が治療でどの程度コントロールできているのかを確認するツールで、16点満中12点以上で、ある程度コントロールできていると評価します。それ以下の場合は薬の変更や追加など治療法の見直しが必要な場合があります。utc_sheet (qlifepro.com)

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