〒984-0030 宮城県仙台市若林区荒井東1丁目3-1 East Fort2階

TEL:022-352-0708 FAX:022-352-0718

皮ふ科が扱う主な疾患

尋常性乾癬

青年から中年に好発する炎症性角化症の代表的疾患で、主にひじ、ひざ、頭部 臀部などの刺激を受けやすい部位に、厚い鱗屑を伴った紅斑が繰り返し出現する疾患。爪に症状が出ることや、関節炎症状をきたすこともまれにあります。
原因は完全にはわかっていませんが、乾癬になりやすい遺伝的素因に、様々な環境因子(不規則な生活や食事、ストレス、肥満、感染症、特殊な薬剤など)が加わると発症すると言われています。

治療

外用療法、内服療法、光線療法、生物学的製剤の4つが主なものです。

通常、外用薬(塗り薬)からスタートします。外用薬はステロイド外用薬、ビタミンD3外用薬が主に使われます。光線療法は、波長が308~313nm付近の極めて狭い範囲の紫外線(ナローバンドUVB)が有効であり、副作用が少なく、短い照射時間で、週に数回の頻度で照射を行います。ナローバンドUVBのなかでもとくに波長が308nmのエキシマライトは治療効果が高いとされています。重症例に対しては、全身療法として内服薬の、シクロスポリン、エトレチネート、メトトレキサートに加えて、近年ではアプレミラスト(オテズラ®)は副作用が比較的少なく有効性が高い内服薬として評価されています。これらの治療法で十分な効果が得られない場合、生物学的製剤の適応となります。

 来院WEB予約受付
 WEB問診票
来院WEB予約受付 WEB問診票

ページ最上部へ